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【さとりのトラウマ】幻想のポイズン31【反町一樹】
[828]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/04/13(火) 17:19:49 ID:???
>D.にとりと交代
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やはりここはチルノと同じくCBが出来るにとりが適任だろうと判断。
反町がそう審判に伝えると、リグルとレティが揃ってベンチまでチルノを運び……。
入れ替わるようにして、にとりが足早にフィールドへと出てくる。
その表情は心なしか緊張しているようで……ゴール前で円陣を組んでいた場所までやってくると。
にとりはひとまずリュックをよいしょと声を出してから担ぎ直し、その口を開いた。
にとり「……1点差だけど、まだまだ大丈夫。 チルノも1回はブロック成功していたんだしね。
気負うことは無い、とにかく気持ちを引き締めてリスタートをかけよう」
穣子「そうね……そうよ、まだ私達が勝ってるんだもんね」
にとり「まあ、油断は禁物だけどね。 調子こいてたらすぐ詰められる。 それくらい厳しい相手だ」
にとりが口を開くと、一同もどこかホッとしたような表情を浮かべ……。
特に妖精1はかなり安堵をした様子で、頼もしそうににとりを見つめる。
やはりその技術以上に、にとりの一同を勇気付けるような戦術論は心の拠り所となっているのだろう。
にとり「つっても、もう時間は5分も無い……んだが、こっちにはそれでも攻撃をする手筈があるんだよね」
妖精1「……人間のシュートね?」
にとり「ああ。 あれがあれば、普通なら点を取れるだろうさ……ただねぇ」
言いながら、にとりは地霊アンダーグラウンドの方へと視線を向ける。
それにつられるようにして一同も目を向けると……そこではGKであるさとりの指示の元。
フィールダー達が中央に寄り固まるようにしてポジションを調整していた。
リグル「あれって……もしかして、全員で反町のシュートを防ぎに行くつもり!?」
にとり「だろうね。 あっちだって反町のシュート力は知ってる。
特にさとりはキックオフシュートをオールスターで決められてるんだ、警戒して当然だよ」
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0ch BBS 2007-01-24