【さとりのトラウマ】幻想のポイズン31【反町一樹】

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[927]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/04/14(水) 16:11:36 ID:???
にとり「はっきり言って、もうリグルは動けないだろう？」
リグル「う、うーん……そうだね。　リグルキックと地上の流星は撃てるけど……。
　　　　もう、ネオリグルや彗星はちょっと駄目かなぁ」
にとり「これは相手も読んでる。　つまり、反町か幽香のどちらかを警戒してくるって事だ。
　　　　そうなると、やっぱり止められる可能性も結構高くなる……」
幽香「はっ、上等じゃない。　そもそも、私とキャプテンのシュートなら何人いようが吹き飛ばしてゴール出来るわよ？」
妹紅「そうだね、私もそう思うけど……」

確かににとりの危惧する事もわからないではないが……。
しかし、それでもなおゴール出来る可能性の方が高いだろうと他の者達は考える。
だが、にとりとしてもそれは理解している。
ただ、あくまでも止められる可能性がいつもに比べて高くなると考えているのだ。
いつもならばそれでもにとりも攻撃を行う事に同調しようとするだろうが……。

にとり「ただ、ここで反町や幽香がシュートを撃ったらどちらもかなり消耗するだろう？
　　　　反町・リグル・幽香はこのチームの攻撃面での三本柱だ。
　　　　まだ橙がいるとはいえ、あまり消耗しすぎるのは拙い……」
幽香「いいじゃない、消耗しても代わりがいるなら１点取りましょうよ。
　　　どうせ体力の浪費を抑えるといっても、今取るか後で取るかの違いだけでしょうが」
にとり「バランスが崩れると一気に相手は守りやすくなっちまうんだよ……それはお前もわかるだろう？」
幽香「…………ふん」

基本的に攻める(責める)事を好む幽香としては、にとりの案は受け入れがたく……。
逆に事なかれ、穏健を好むにとりとしては、１点リードしている今、無理をする事は無いと反町に言う。

にとり「まあ、最終決定権は反町にあるからその判断に任せるよ。　どうする？」
反町（確かににとりの言うように、後半に備えてここを流すというのも一つの選択肢だが……。
　　　けど、この距離からシュートを撃てるというのもかなりの好機、逃したくは無い。
　　　どうしよう……？　攻めるなら、まずは誰に蹴ってもらうか考えるのが先決だけど……）

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0ch BBS 2007-01-24