【さとりのトラウマ】幻想のポイズン31【反町一樹】

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[991]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/04/14(水) 22:13:04 ID:???
＞Ｃ．「その前に治療してこいよ……怪我してんだろ」
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ルーミア「えー、でも今治療にいったらもう試合終わり間際しか出られないのかー」
佐野「どうせ練習試合なんだから、無理をおして出る必要も無いって。
　　　このＰＫで点が入ってもお前の点同然なんだし、気にしないで治療してこいよ」
ぬえ「ふんっ、あんたにしてはいい事言うわね。　ま、そういう訳だから治療してきなさいよルーミア」
ルーミア「そーなのかー」

既に後半も半分以上が過ぎ、今から治療に行っても戻ってくる頃には試合終了間際だと駄々をこねるルーミア。
しかし佐野は練習試合なのだから無理をする必要も無いと諭し……他の者達もその考えに賛同。
他の選手が蹴ったＰＫで得た得点もルーミアの得点同然と言われ、納得をしたのか。
ルーミアはそそくさとベンチへと戻り治療に向かう。

佐野「さーて、そんじゃま、問題はルーミアの代わりに誰が蹴るかだけど……」

星「不肖ながら、先ほどもゴールを決めた私が……」
ぬえ「アシストしそうになったのは私なんだし、私が蹴るのが筋よね」
白蓮「あの……私もようやく調子が出てきたのだけど……」
靈夢「ＰＫに必要なのは勘……私の勘は当たります」
小町「殆どゴールは確実だしねぇ。　私がけりたいなぁ」
ナズーリン「お師ではうっかりミスをする可能性もある……ここは堅実に決める事が出来る私しかあるまい」
ムラサ「どうやら私の出番のようね……」
椛「わふっ……い、一度ゴールというものを決めたいんスけど……」
佐野（うわぁい、みんな我が我が～）

果たして一体誰に蹴らせるべきなのか。新たな悩みを抱える佐野であった。

佐野（……ってちょっと待て！　また今回も俺活躍しなかったぞ！　大丈夫なのか、これで！？）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【佐野満の章　つづく】

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0ch BBS 2007-01-24