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【正常期よ】キャプテン森崎37【永遠なれ】
[57]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/18(日) 18:15:41 ID:Z/8rfEjq
早田が以前よりも格段にパス出しに置ける状況判断能力を増していたのに気付いた者は少なかった。
精々三杉、岬、山森と言ったパサーや見上監督くらいの物である。そして彼らと早田は気付いていた。
折角パスが上手くなってもそれは所詮三杉、岬、山森の3人に及ぶ物ではなく、更に
中山や立花兄弟がパス能力を開花させた事で彼の成長は実際よりも価値が低い物になってしまっていた。
今まで不動のレギュラーとして、海外の敵にすら警戒される名ストッパーとして
かなりの栄光を得ていた早田だったがここに来て彼は初めて自分の立場を脅かされていた。
早田を落ち込ませる遠因の一つになった山森もまた存在価値の希薄化に悩まされていた。
山森「(やっぱりこの程度じゃダメだ。今のままではスタメンとして使ってもらえない…!)」
必死でタックルを練習したは良いが、それでも松山さんには明らかに劣る。
そして岬、中山、立花兄弟が必殺パスを身につけた事でパサーとしての価値も薄れた。
今の山森は良く言えばオールラウンダーだったが、悪く言えば器用貧乏だった。
葵「(折角直角フェイント覚えたのに、皆ちょっとしか驚いてくれなかったなあ)」
対照的にやっと習得した直角フェイントがあまり注目を浴びなかった葵は
あまり落ち込んでいなかった。彼の場合ドリブラーとしてスタメン起用確率が高いのもあったが、
それ以上に世の中には直角フェイント以上のドリブルテクがいくらでもある事、
そして以前森崎に「それだけでは足りない」と言われていたのが彼を助けていた。
葵「(もっと凄い技じゃないとダメって事か。じゃあどんなのが良いんだろう?)」
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