【正常期よ】キャプテン森崎37【永遠なれ】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[60]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/04/19(月) 07:16:43 ID:37ccxSki
ＭＦとＤＦの人材が充実しているのに比べるとＦＷはなんとも見劣りした。
誰もかもが「それなりに成長したけど、日向に比べるとやはり…」と言う感想を拒めないのは
それだけ日向が偉大とも言えるのだがその日向が居ない現状では悠長な事は言っていられない。
こうなると日向と同格の得点力の持ち主、翼の不在を森崎ですら嘆きたくなってくる。

森崎「（チクショウ、日向の野郎め。キャプテン争いでも実力でも俺に勝ち目が無いって
分かった途端トンズラこきやがって。一体何処で何をしてやがるんだ？翼も翼だ、
監督がクラブに専念させたそうだがワガママ言いやがって。お陰で余計な苦労が…は？）」

そんな悩み多き森崎の視界にふと遠くに立つ一人の男の姿が目に映った。
正確には盆地状になっている練習場の外側にギャラリーの骨川などを押し退けて立っている男だった。

森崎「ん？んん？んんん！？」

早田「どーした森崎？あっちに何か…えっ？」

沢田「えええっ！？もしかしてあの人！」

三杉「あれは…サンパウロＦＣのユニフォーム！」

その男が着ている服装はシンプルだった。アクセサリーらしき物は黒いサングラスだけで、
上半身は赤と黒の横線が入った白い半袖シャツ、下半身は無地の白い短パンと白いハイソックス。
これだけならただの運動着だったが、スパイクを履いている事と足下のボールが彼がサッカー選手である事を窺わせていた。

見る人が見れば分かるだろう。これは大空翼が所属するサンパウロＦＣのユニフォームだと言う事が。
そして彼の顔の形や後ろで少しだけ跳ねた髪型もまた彼が大空翼である事を示していた。

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