【正常期よ】キャプテン森崎37【永遠なれ】

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[82]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/04/23(金) 09:09:46 ID:5gE+OyG8
そして夜が明け、全日本ユース再起の初日が始まった。

～東京都新宿区、国立霞ヶ丘陸上競技場～

ザワザワザワ…

来生「あれ～？今日はお客さん少ないな、半分位か？」

滝「オランダ戦であれだけ大敗しちゃったからな」

井沢「にわかファンやミーハーは見に来なくなったって事だろ」

半年ぶりの国立競技場の客入りはあまり良い物ではなかった。
第一回フランス国際Ｊｒユース大会制覇で世界への夢を見せてくれた全日本ユースの連勝記録が
オランダユースによって残酷な形でストップされて以来、日本のサッカー熱は消沈していたのだ。

松山「お客さんをガッカリさせた分は、また勝ち続けて取り戻さないとな」

岬「そうだね。まずは今日、良い試合を見せようよ」

この寂しい客入りを見た全日本ユースの選手達は今一度自分達の目標への再スタートを切ろうと気合を入れた。
だが気合を入れていたのは彼らだけでなく、フィールドの逆側ではアメリカユースの面々も
その度合いと源に差はあれど思い思いの戦意を奮い立たせていた。

ルーク「ヘイジャック！ギャラリーがやけに少ないじゃねえか、日本は今サッカー人気が
高まってるんじゃなかったのか？これじゃヨーロッパのクラブのスカウトも来てなさそうだぜ！」

ジャック「高望みをするな、日本にも日本の事情があるんだろう。そもそもユースレベルの
親善試合などそうそうトップクラブは注目してくれん。強豪国同士でも無い限りな」

ミハエル「ん～、ワタシのエレガントなプレイを披露するには寂しい舞台ですね。
まあ良いでしょう、マイダーリンジュンにさえ見て頂ければ…ウフフフ…」

アーバックル「（HERE I AM, YOU-KNOW-WHO, THE MOST FAMOUS CAT IN U.S.
AT THE LAND OF RISING SUN. BOY, THE JET LAG IS STILL KILLING ME!
OH GEEKY OWNER OF MINE, WHY DID YOU HAVE TO FONDLE THE VET'S
FEMININITY SYMBOLS IMMEDEATELY AFTER GETTING SUCH A BIG JOB?
NOW I'M IN SOMEHWERE WITH NO TRACE OF LASAGNA IN SIGHT!
ALL BECAUSE YOU ARE IN A MIDDLE OF A STUPID LAWSUIT!）

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