※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【再会した2人】ファイアーモリブレム15【再会できない2人】


[943]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/27(火) 21:58:48 ID:???
マルス「久しぶりだね二人とも。こうして顔を合わせたのは何年ぶりになるだろうね」

砦のドルーア軍を駆逐したあと、マルスたちは東の村にて休息を取り、改めて挨拶をしていた。

サムソン「私は各地を放浪し、武者修行の旅に出ていまして…この暗黒戦争を知ったのもごく最近のことだったのです。申し訳ない」

マルス「僕がまだ小さい頃、一度だけ手合わせしてもらったことがあったね。
    君の剣技はアリティアで一番と言われていたけど、全くその通りだったよ」

サムソンの剣の冴えはまさに閃光の如くだった。次々と敵を両断していく姿はまさに戦場の英雄、勇者であった。

サムソン「…御恥ずかしい限り。祖国の危機にこうして遅れてはせ参じたことをお許しください」

マルス「聖騎士アラン。君は確か一度退役して槍を置いたと聞いていたけど…」

次期アリティア騎士団隊長として、ジェイガンの後を継ぐのは彼しかいないとまで言われた
天才的な頭脳と、華麗な槍捌きを兼ね備えるアリティア一の聖騎士アラン。
だが、彼は肺に深刻な病を患ってしまい、周りの期待をよそに軍を退いたのである。

アラン「療養を続けるうちに、少しずつ体のほうも快方に向かっていったのです。
    これ以上祖国をドルーアの手先に好きにさせるわけにはいかないと思い、
    こうしてまた槍を取ったわけです。このアラン、まだ若手の者には負けませんよ」

マルス「聖騎士アラン…あなたはその病気さえなければあのグルニアのカミュ将軍すら凌駕すると謳われた才能の持ち主だった。
    あなたの戦いを間近で見れたことは、一人の剣士として、とても有意義な時間でした」

アラン「これは勿体無い御言葉…ありがたき幸せです、マルス王子」

マルス「…このあと、アリティア城を取り戻すために軍を集結させて城内戦を仕掛けるつもりだ。
    いま、僕たちの部隊はカダインにも手を伸ばしていて、深刻な人手不足なんだ」


0ch BBS 2007-01-24