【打倒】幻想のポイズン32【オータムスカイズ！】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[425]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/04/20(火) 18:33:29 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！

ジョン「なっ、なんという事でしょうか！？　ゴール！　ゴォールッッ！！
　　　　反町選手、なんと１１人もの選手をものともせず！　ゴールを決めたァァァッ！！
　　　　彼を止める術は果たしてあるのか！？　一体どうすれば彼は止まるのかァ！？」

観客「うわああああ、もう駄目だ、おしまいだ！」「奴は伝説のスーパーストライカーなんだぞ……勝てっこない……」
「どういう事なの……」「さ、さとりーん！　さとりぃーん！！」「いいぞー、反町！　今度は自陣ゴール前からでも決めてやれー！！」

反町（……な、なんだか釈然としない）

ただのミスキックでゴールを奪ってしまったというのは、どことなく不完全燃焼だと感じる反町。
観客達の歓声などを聞きながら、呆然とその場に立ち尽くすのだが……。
しかし、そんな反町の下へとすぐさまやってきたのは他の攻撃陣である。
後半１８分。残り時間を３０分ほどにした時点で、２点差に突き放すこの得点。
橙は鬱憤が晴れた、とばかりに満面の笑みを浮かべながら反町へと抱きつき……。
メディスンも笑顔を見せながら、反町にナイスゴールと祝福を送る。
そして、この反町のゴールを特に喜んでいたのは幽香であった。

幽香「ふふふ……流石キャプテンね。　まさかあれだけ失敗したシュートで決めてしまうなんて」
反町（あ、やっぱり幽香さんは気づいてたんだ……）
幽香「失敗した上で、１１人もの相手からゴールを決めた今の気持ちはどうかしら？　ふふ」

どうやら幽香としては、"失敗した上で"……つまり、不完全な、本人としてはあくまで下手なシュートで。
それでも、１１人もの選手の上からものの見事にゴールを決めたというその事実が嬉しいらしい。
他者を甚振る事を何よりも至福とする幽香にとっては、反町のシュートは見ていてかなり爽快だったのだろう。

反町（……いい趣味とは言えないよなぁ。　でも、凄く笑ってるし……機嫌を損ねたくないけど……）

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0ch BBS 2007-01-24