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【打倒】幻想のポイズン32【オータムスカイズ!】


[44]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/04/16(金) 18:17:53 ID:???
こうして反町が悶々としている一方、リグルは荒い息を上げながら地面にへたり込んでいた。
シュートを3本打って、1得点。
決定率3割強というのは並のFWならば褒められて然るべき成績なのだろうが……。
しかし、エースストライカーを目指すリグルとしては不本意な結果である。

リグル(くそっ! くそっ! ここで決めれば後半退いても存在感を残せたのに……)

悔しさに歯噛みをし、体を震わせるリグル。
力の入らない体を無理やり起こし、それでもリグルは立ち上がり。
反町もいつまでも呆然としていられないと揃って一旦引き上げようとするのだが……。

勇儀「はっはっは! いやぁ、攻められた攻められた!」
反町「うえっ!?」
リグル「うわぁ!?」

そんな二人の近くで不意に大声を上げたのは、リグルの渾身のシュートを防ぎ。
そして、前半戦でそれなりに要所要所で活躍をしていた鬼――星熊勇儀。
突然の大声に反町とリグルは耳を塞ぎつつ驚きながらそちらへと視線を向け……。
更に地霊アンダーグラウンドの面々も、一体何事かと勇儀に向けて視線を集める。
だが、勇儀はそんな事なぞ知った事ではないとばかりに快活に笑い続け……。
しかし、すぐにそれをピタリと止めると赤い杯を大きく掲げながら反町、そしてリグルに向き直り。
にまりと笑いながら、その口を開いた。

勇儀「前半から思う存分暴れてくれたね、人間に蛍妖怪。
   だが、いつまでも私達が守りに入ってると思ってもらっちゃ困るよ?
   後半からは悪いが息つく暇も無いくらいに攻めさせてもらう」
反町「えっ……?」
勇儀「反町、それにリグルだったね。 まだまだ下がるんじゃないよ?
   これまで散々楽しませてもらった分、私もお前達を楽しませてやるからちゃんと相手してくれよ!」
反町「………………」


0ch BBS 2007-01-24