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【打倒】幻想のポイズン32【オータムスカイズ!】


[580]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/04/23(金) 15:22:53 ID:???
流石に橙なんかに決められる訳にはいかないと、懸命にセーブに向かったさとりの手がボールを弾く。
さとりの中では、橙はあくまで単品では何も出来ないただのアシスト役。
守備も出来ない、ただドリブルしか出来ない一芸特化のウイングだった。
しかし、それが自身のセーブ力をも上回る程のシュートを打った事に対して、苛立ちとも悲しみとも取れぬ。
なんとも言えぬ感情を抱いてしまう。

さとり(そして、何故私に取れないのですか! 何故……!?)

確かにセービングは苦手であるが、それでも幻想郷では有数のGKとして名を馳せているさとり。
そんなさとりが、橙のシュートを弾く――完全にキャッチできず、弾いてしまうという事態に。
観客席はどよめき、そして、次いでワァッ!と歓声を上げた。

観客「あっ、ああああああー!?」「く、来る!? 来ちまう!?」「さとりーん、早く立てー!!」
「駄目だ、間に合わない!」「\(^o^)/」

さとり「!?」
反町「任せろ、橙! ここは俺が決める!」
橙「そ、反町しゃん!?」

ジョン「あっ、ああああああああああ〜っとぉ!? さとり選手、橙選手の渾身のシュートを辛うじて弾き……。
    しかし、しかし! このボールに急いでゴール前にかけ寄せた反町選手がピッタリあわせるゥ!
    さとり選手、まだ体勢が整ってない! これはオータムスカイズ、いよいよ駄目押しとなるかァ!?」

反町のシュート力にもはやトラウマに近いものを持ってしまった地霊アンダーグラウンドの応援団は悲鳴を上げながら。
口々にさとりに早く立ち上がるように金切り声を上げるも、さとりは未だ肩膝を地面についたまま。
一方で反町は完全にフリーの状態のまま、これでトドメを刺してみせるとボレーシュートの体勢でボールに向かう。


0ch BBS 2007-01-24