【打倒】幻想のポイズン32【オータムスカイズ！】

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[829]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/04/25(日) 17:34:23 ID:???
＞Ｃ．「そうですね、無理しちゃ元も子も無いですからね」　仕方ない、明日は素直に休もう
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或いは、名医に見てもらい治療を施せば練習も可能かもしれないが……。
しかし、それでも体力ばかりは戻らない。
反町をはじめ、橙やにとり、レティ、穣子やリグル、チルノといった面々は体力を大きく消耗しており。
明日に練習をすれば、明後日の午前にある試合に必ず影響を及ぼしてしまうだろう。
ここは無理をする訳にはいかないと静葉に同調し、静葉はその返答に気持ち良さそうに笑みを浮かべる。

静葉「それじゃあ、戻りましょうか」
反町「そうですね……」

流石にこれ以上は立っているだけでも辛いという反町。
静葉の言葉に頷き、そのまま素直にロッカールームへと引き下がろうとするのだが……。
一方、他のオータムスカイズの面々は、すごすごと帰り支度を整えている地霊アンダーグラウンドの面々へと視線を向け。
その中でも特に幽香、そして穣子の二人は勝ち誇ったかのような笑みを見せているのだった。

幽香（で？　鬼の底力ってのはどこら辺だったのかしらね……。　結局、最後はいいように手玉に取られてたけれど？）
穣子（勝った……！　完全勝利よ！　私と姉さんが、古明地姉妹に勝った！）

挑発をして地霊アンダーグラウンドの敵意を煽り、逆襲を誓わせたものの……。
その逆襲を根元からポッキリと折るようにして粉々に打ち砕いた幽香。
そして、驚異的なパスカット能力で地霊アンダーグラウンドの攻撃を再三に渡り防いだ穣子。
特に後者は姉妹対決として、こいしに完全勝利したと喜ぶのだが……。
当然ながら、これを見てこいしが怒りを覚えない筈が無い。

こいし「くそっ……！　あいつ……！！」
さとり「……やめなさい、こいし。　私達は負けたのよ、何も言う資格は無いわ」

歯噛みをし、悔しそうに顔を紅潮させながら穣子を睨み返すこいしを……。
さとりは静かな声で制しつつ、背中を丸めて退場をしていく。
その悲壮な背中を見て、お空やお燐、アニマルソルジャーといったさとりのペット達は自身の力不足を恥じ。
どうしてもっとさとりの為に役に立てなかったのかと自問自答をする。

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0ch BBS 2007-01-24