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【打倒】幻想のポイズン32【オータムスカイズ!】


[933]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/04/27(火) 19:09:51 ID:???
パルスィ「パルパル……確かに! 監督の言うとおりね……!」
ヤマメ「え、えぇ〜……」
パルスィ「私達の力の源は嫉妬よ! 嫉妬があるからこそ、私達は強くなれる!!
     本気……つまり、120%の力を出さなければオータムスカイズには勝てっこないのよ!」
妖夢「いや、パルスィ? 私達もオータムスカイズと戦う時になれば当然本気を出すわよ?」
松岡「今日の試合で本気を出せない奴が、本番で本気を出せるかっていうんだ!!!」
妖夢「ああ……はぁ……すみません」

何故か、この中で一番のダウナー系であるはずのパルスィの波長はこの松岡と非常に合っていた。
キャプテンであるパルスィがこうである以上、ただのチームの一員でしかない妖夢達の意見は通る筈もなく。
また、なんだかんだで監督としての指揮は優秀であるからして。
妖夢達も、この無駄な暑さにだけ注意をしていれば問題はないかと結論付けるのだった。

松岡「うおおおおおおおおおお! 何だか心も体も熱くなってきた!
   明後日の試合、必ず俺達が勝つぞ! うああああああああああああああああ!!!!」
しっとマスク「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
パルスィ「パルパルパル……!!」
ヤマメ「ちょ、ちょっとー、静かにしてよ。 近所迷惑になっちゃうよ!」
松岡「静かだあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
藍「……まあ、こうして燃えるというのも、たまには悪くないのかもしれん」
妖夢(……はっ!!)

叫びながら衣服を脱ぎだしていく松岡としっとマスクに、それに対抗するかのように眼を緑に光らせ叫ぶパルスィ。
アリスはげんなりした顔付きながらもそれをどことなく楽しんでおり、藍も松岡の脱ぎっぷりを見て感嘆の息を吐き。
ヤマメとキスメもやれやれと言いながらも笑顔を浮かべている中……妖夢は気づいてしまった。

妖夢(どうしよう……! 今、ちょっとだけ……た、楽しかった……!!)
藍「む、どうした妖夢?」
妖夢(い、嫌だ……! 私は色物じゃない! 色物じゃない!! あ、ああああああ……!)

心配そうに顔を覗き込む藍にすら気づかず、妖夢は自分が変わりつつある事に焦り、絶望をするのだった。


0ch BBS 2007-01-24