【合宿】ラインライダー滝第八話【万歳】

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【合宿】ラインライダー滝第八話【万歳】

[307]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2010/05/01(土) 20:40:16 ID:???

　そして現在。
～練習試合が行われているグラウンドから500ｍ程離れた建設途中のビル～

闘破が西尾のパスをカットしようかというその頃、ある男が遠く離れた場所から、その様子を窺っていた。

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そう、かつて西尾に大金で雇われた謎の男である。（キャプテン森崎6.1と7を参照）

謎の男「……そろそろだな」

　男はそう言うと、今まで試合会場を覗き込んでいたスコープから一旦、眼を離し銃を構え直した。
　ただでさえ鋭い眼光が一層鋭くなり、男の集中力が劇的に高まったのがわかる。
　狙撃銃のスコープを通し、男の視線が西尾の足から放たれたボールに集中する。
　男の銃に仕込まれているのはゴム弾。これでボールを掠めるように狙撃し、コースを逸らしてカットを失敗させるのが目的である。
　そして、建設中のビルに銃声が響いた……

　などということが行われていることなど露知らず、西尾の死角から飛び出した闘破はそのままパスをカットするべく動く。

闘破「磁光！　真・空・剣！」

デネブ「闘破君が素早い動きでパスカットに飛ぶー！」

　足を伸ばしてボールをカットしようとする闘破。
　カットできるかはギリギリのラインであったが、そこで突如ボールがコースを変え、闘破の足に丁度おさまるように動いた。

前次写

0ch BBS 2007-01-24