※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【エンジェリック】キャプテン霧雨48【マリサ】


[197]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/04/22(木) 00:25:35 ID:???
まだ、完全に誇りも何もかもが破壊されてはいなかった。
一瞬でも、あのシュートに抗えたということは…通用する目はあるはずなのだ。
ぬえは立ち上がる。

ぬえ「………やるじゃない…!」

輝夜「!………今ので完全に折れてしまったかと思ったけれど、中々骨があるようね」

ぬえ「……私を叩き折るには、ちょっと足りなかったわね…負けなんて絶対に認めてやらない…!!」

もう一度勝負をしようとヨタヨタと歩いてくるぬえ。
強がってはいたものの、ぬえには勝てないということは分かりすぎるほどに分かってしまっていた。
こうも言葉を吐けたのは、彼女の地が捻くれ者だからである。

輝夜「そう、じゃあ再戦を待つことにするわ」

ぬえ「……なっ!?い、今やろうって言ってんのよ!」

輝夜「………本当に勝てる、と思った時に再戦を申し出るのね。
    負け惜しみだけでぶつかってくるなら、傷が広がるだけよ」

ぬえ「うっ………」

輝夜「さっさと部屋に戻りましょ。もう寝る時間だろうし」

ぬえの返答も聞かずに背を向ける輝夜。
決して自分に敵意があるわけではない。いや、今までと何ら変わりのない態度だ。
だからこそ、ぬえの心に芽生えたものは消えなかった。負けたくないとの、純粋な対抗心が。


※ぬえ→(負けたくない)→輝夜 となりました


0ch BBS 2007-01-24