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【力と】小田Jr.の野望12【仲間を求めて】


[433]小田ジュニアの野望:2010/05/06(木) 02:01:44 ID:SyxNE1+I
井沢「いいえ、あなたの言う通りよ。勝者こそ強者…単純にして明快な真理だわ。そしてだからこそ
私達はここにいる。私達にはまだ冬があるのだから負けた事実を認めなくては」

自分をどこまでも蔑んでいるようだった井沢は、ジュニアの一言により更に叩き落とされる。

小(まずいな…どうやら井沢は自分を傷つけるために今の言葉を放ったのに、俺がその傷口を
ナイフでグリグリしちまったようだ…でも、それでも潰されない井沢の精神力…既に司令塔と
なっているだけの事はある。こいつ本当に俺と同じ年の女の子なのか?
俺だったら高杉のように力で訴えてるか、話術で屁理屈こねて言い包めて自分が
優位に立とうとしていただろうに…こいつは自分で認めやがった…
なんというか…たったそれだけなのに負けた気分だ…)

ジュニアには力がない。力が無いものの言葉はたとえ真摯ではあっても詭弁だ。だからこそ
力ある井沢が力のないジュニアに頭を下げるという光景に対し、逆に自分がとんでもなく
はづかしい事をしてしまったのではないかと思ってしまう。

???「はいはい。今日はおきらくに観戦しに来たのにそんなところで真面目にならない。
いいじゃないか、別に本当なんてどうだって。現実は客観的に一つだけど、本当は一人一人の
主観でいっぱいあるんだ。それを共有するのも相反するのも個人の自由。小田君、キミも
もう少しレディーの機微に聡くなった方がいいよ」


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0ch BBS 2007-01-24