【力と】小田Ｊｒ．の野望１２【仲間を求めて】

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[563]小田ジュニアの野望：2010/05/09(日) 19:38:53 ID:Qm0K6mwE
南葛ＳＣベンチ内の出来事→ハート3

ハート　なんちゃってジャイロの改良について松本が皆に話す。

瀬名監督から極端な作戦の変更はなく、思い思いに休憩を取る中、松本は皆に声をかける。

松本「みんな、前半終了間際のシュートやけど…どう感じた？」

それに答える声のほとんどは賛辞であったが、ただ１人…

浜田「あれはまだ違う」

松本の相方である浜田がきっぱりとそう答える。

松本「そやな。俺らが求めたんは単なるジャイロ回転のシュートやない。シュートの一つの完成形
とまで謳われるサイクロンを完全に再現させる事や。そして、回転においてはもう問題がないレベルに
なっている。なのに、さっき発動した技は単なるジャイロシュートや。選手生命すら奪うといわれる
究極のシュートやあらへん」

そういいながらも松本の足首はジャイロシュートの破壊力に耐えられず、赤く腫れ上がっているのだが
本当のジャイロシュートであるのならば恐らくこんなものではないのだろう。

内村「つまり足りないものがあると？」

普通のスポーツドリンクから口を離しながら内村がぜえぜえと荒い息をしながら言葉を発する。

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