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【力と】小田Jr.の野望12【仲間を求めて】


[636]小田ジュニアの野望:2010/05/13(木) 00:50:53 ID:Vm9VCg7E
瀬名「大丈夫、大丈夫よ。あなたは1人じゃない。私がいる。一緒に悩んで苦しんで…そして生きなさい。
あなたのお父様もそれを望んでこの土地へあなたを送ったのよ」

ぎゅっと抱きしめる暖かく柔らかい肌。浅黒い彼の肌とは対照的に色白できめ細かく、そして優しい。

ジェトーリオ「親父が…!?」

意外な瀬名の言葉にほんの一瞬、どす黒く染まったはずの心に隙間が空く。

瀬名「今までまともにお話した事なかったよね。あなたのお父様がどんな人物でどうしてあなたを
単身この土地に留学させているのか。あなたは愛されていたのよ、お父様から。だから戻っていらっしゃい」

傍から聞くと完全に意味不明な言葉であったが、ジェトーリオの心の隙間に空いた正常な感覚が
平静さを取り戻す。

ジェトーリオ「愛されていた?俺が?いや、そんな馬鹿な!信じない!!今更そんな戯言に
付き合っていられるほど俺は!!おれは!!!」

闇色に染まったはずの心はまるで薄墨のように溶かされていく。しかし、今まで信じてきた最大の
原動力が嘘…偽りだと認めることなどできるはずもなく、まだ本当は幼い彼の心は千々に乱れる。


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0ch BBS 2007-01-24