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【ある意味次が】幻想のポイズン33【ラスボス戦】
[127]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/04/30(金) 17:33:43 ID:???
>A.「……ある意味、幽香さんにピッタリなFWが全日本に」 日向の話をする
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幽香「ピッタリ……?」
反町「はい……まあ、俺がいた中学で一緒に組んでいたFWなんですけど……」
実際には組んでいたというよりは、組まされていたのだが……反町はあえてそこには触れず。
日向の性格やプレイスタイルなど、事細かに幽香に対して説明をしていく。
反町にとって幸運だったのは、今日の試合でアーマータイガーを完膚なきまでに叩きのめした事で。
日向に対する嫌悪感や苦手意識というものが殆どなくなってしまっていた事。
日向の行いなどを話している間も特に冷や汗などをかくという事は無く。
反町は自分の知る範囲での日向の能力などを幽香に全て話してしまう。
幽香「ふぅん……チームを牛耳り独裁を敷く暴君ねぇ……」
反町「ええ……まあ、実際にそれをするだけの力も……」
幽香「あるんでしょうねぇ。 ふふ、いいじゃない。 私は好きよ、そういう哲学」
力こそが全てという倫理観というものは、幽香の持つ哲学に似通っている部分もある。
幽香はくすりと笑いながら日向を肯定するような言葉を吐きながら……。
しかし、反町が微妙な表情を浮かべているのを見ると、肩を竦めながら呟く。
幽香「とはいえ、それもあくまでそいつが勝ち続ければ……力を持ち続ければよ。
己の力が通用しないと痛感させてやればそいつはただの裸の王様――滑稽にも程があるわ。
いいわねぇ、そういう大将面した奴を真正面からぶっ潰すというのは……ふふ、さぞや気持ちがいいでしょうね」
反町(ああ……幽香さん、凄く嬉しそう……)
デカい顔をしている奴の前に行き、一発で叩きのめすというのは最高に気持ちいい。
やや紅潮した顔で幽香はそう呟くと、日向小次郎の名前を自身の脳内にインプットする。
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0ch BBS 2007-01-24