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【エタルド】ファイアーモリブレム16【引換券】
[530]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/05/31(月) 19:13:24 ID:???
エクスカリバーという特別な術を身に付けたマリクをみて、周囲の誰もがウェンデルの後継者はマリクだと称えた。
エルレーンにとって、それは全てを奪われたも同然のことだった。
ガッ!ガッ!ダダッ!
マリク「させないっ!」
エルレーン「うっ…!」
エルレーンのかけるプレッシャーを、エクスカリバーの威力でものともせず、マリクはボールをキープし続ける。
エルレーン「(俺は…選ばれなかったのか?ウェンデル先生の後継者は俺ではなかったというのか……?)」
マリク「いまだ!」
マリクはエルレーンが一瞬見せた隙を見逃さず、素早く脇を通り抜けようと駆け出す。
ビュンッ!
エルレーン「(抜かれる……負ける……俺は、マリクには……勝てない……?)」
バジジッ!
エルレーンの足元のトロンの電撃が跳ねた。その聞き慣れた音が、エルレーンの消えかけた闘志を復活させる。
エルレーン「(……いや、まだだ。俺は……まだ負けていない!)」
高司祭ウェンデルは既に倒れ、このカダインを任されるものはエルレーンしかいないと、
ヨーデルをはじめカダインの魔道士たちの誰もが言う。その理由を、エルレーンはぼんやりとだが見つけかけていた。
エルレーン「マリク。お前にあって俺に無いものがその超魔法エクスカリバーなのだろうな。
だが……俺にあって、お前に無いもの。お前にはそれがわかるか?」
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