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【早瀬内閣】キャプテンEDIT6【発足か】


[304]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/12(水) 23:20:55 ID:???
小豆沢「……礼を言うのは早いよ、早瀬。君たちはまだ、本当の意味で全国クラスのプレイヤーを相手取った経験は少ない。
そこで、だ。本当の全国大会に行く前に――そのレベルのプレイヤーと戦ってみないかい?」

早瀬「え?」

小豆沢「簡単に言うと、僕と勝負しないかい? ってことさ」

大前「ええっ!?」

比良山「あ、小豆沢さんと、勝負!?」

いきなり飛び出した爆弾発言に、部員たちが度肝を抜かれる。

小豆沢「何を驚いているんだい? 君たちの前にいるのは、所詮全国では一勝もできなかった程度の男だ。
これくらいの相手に怖じるようじゃ、全国大会で勝つなんて夢のまた夢になる」

早瀬「……やれやれ」

肩を竦めながら、ボールを拾ってくる早瀬。

早瀬「これが、小豆沢さんなりの試験ってわけですか?」

小豆沢「どちらかというと、最後の後輩いびりだね。部活を引退してからこっち、張りが無くて困っていたんだ」

小豆沢はクスリと悪戯っぽく笑う。それに対して、早瀬は憮然と口を開いた。……緊張のせいである。

早瀬「アンタ相手に、不得意分野で挑む度胸は無ェ。一番得意なドリブル勝負で挑みますけど……構いませんね?」

小豆沢「もちろん。守備が不得手になった憶えはないからね」

足元にボールを置いた早瀬と、悠然と佇む小豆沢。二人の間に緊張が流れる。


0ch BBS 2007-01-24