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【カノーバの】キャプテン霧雨50【目覚め】


[256]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/05/15(土) 18:58:27 ID:???
しかしながら、魔理沙にそういった知り合いはいない。
フランスで出来た知り合いといえば……と、そこまで思い出したところではたと閃くものがあった。

魔理沙「バルバス……?」

永琳「それも考えたのだけどね」

小さく溜息をついて、永琳は魔理沙に向かい言葉を続ける。

永琳「確かに、利害は一致するわ。あちらさんとしては、公平なルールで戦えるなら願ってもない。
    それにディアスやサトルステギといった選手との交流もあるし、あなたもそうそう無碍には扱われないはず。
    ……ただ、ディアスの去り際の言葉を覚えているかしら?」

魔理沙「………ええっと、確か……」

ディアス『審判だけじゃない。観客のほとんどがこの国の人間なんだ。
      誰だって、自分の国のチームに肩入れしちまうのは仕方のないことだろうに。
      そういう空気っていうか、圧力ってのはどうしようもねぇよ。
      もちろん、俺らアウェーの選手としてはマリサの言う通りなら願ったり叶ったりだがな』

永琳「少なくともディアスは、そういったものを仕方がないと受け止めている節がある。
    まぁ、それは彼自身の経験がそう言わせているのだと思うけれど………。
    もっとも有力な協力者になるはずのバルバス監督も同様の意見を持っている可能性があるのよ。
    そして…この作戦は、チームの内情の情報をほとんどただでくれてやるようなもの。
    失敗した時は、敵をより手強くするだけの結果に終わるわ。
    成功しても、そこから話し合いで更に時間がかかる。時間が足りなくなる可能性も充分にあるわ」

魔理沙「(……確かに、この問題がややこしくなってるのって、私たちが根がうんちゃら…だからだよな。
      にしても、内情バレるとそんなにヤバいのかな……永琳が危険視してるんだし、ヤバそうとは思うが…)」


0ch BBS 2007-01-24