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【カノーバの】キャプテン霧雨50【目覚め】


[323]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/05/16(日) 00:17:32 ID:???
早苗「……………(私…は……)」

諏訪子「(…………正直、後悔してくれてるみたいでホッとしてる。
     まだ、私のことは………大事に思ってくれてるかもって、そう…思えたから)
     ……聞くよ。この力は…どういう風に使ってたの。正直に答えて」

有無を言わせぬ神の威厳を持って、早苗に向けて静かに言葉を紡ぐ。
早苗は素直に、諏訪子の言葉に答える。
今の行動こそ自身のルールを逸脱した行為だと思っていたが、その他に関しては何ら思うことはなかったのだ。

早苗「私の活躍の邪魔になりそうな方々に、厄を。
    とは言っても、私が使ったのは2回。最初にこの世界に出た時に、永遠亭の姫に。
    2回目は……つい数日前の紅白戦にあの尼に」

諏訪子「(2回、か……多いと見るか、少ないと見るか…難しいところだけど…)」

確かに数十日の期間内で2回ならば、それは少ないと言えるが…
しかし、それは起用された回数や試合に出た回数が少ないからこそのものではないか。
早苗の様子に、諏訪子はそう断じざるを得なかった。

諏訪子「……どうしてさ。強くなるために努力してるんでしょ?
     なのにどうしてそういう手を使うの?」

さっきの早苗の本気さ、懸命さを見ただけに、諏訪子は悲しかった。
それでも威厳も表情の厳しさも崩さない。


0ch BBS 2007-01-24