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【カノーバの】キャプテン霧雨50【目覚め】
[325]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2010/05/16(日) 00:19:51 ID:???
本当はどうにかなって欲しいんだけどな、と心の中だけで呟く諏訪子。
その頃には、早苗の纏っていた厄は既に消え去っていた。
そのことにホッとしつつ、諏訪子は言葉を続ける。
諏訪子「…でも、霊夢と勝負をするならそんなズルしたら絶対にダメ。
少なくとも、霊夢は自分の実力だけで戦ってる。だから、そんな手を使ってた時点で…
今までの早苗はボロ負け。不戦勝もいいとこだよ」
早苗「………なら、どうしたら勝てるって言うんですか」
諏訪子「自分の実力だけで……その力を捨てて、戦うこと。少なくとも私は、そうでなきゃ勝負にすらなってないと思うよ。
それで………本当の勝負になった時…早苗なら勝てる。私はそう思ってる」
こんな言葉で早苗は黒い力を捨ててくれるだろうか。
………諏訪子の知る早苗なら、捨ててくれるはずだ。
だけれども…そうでないとしたら。その時は、保護者として自分がどうにかせねばなるまい。
気付いてしまった以上、見なかったことにする事はできない。
果たして早苗は、晴れやか…とは言えない半信半疑の表情ながらも…諏訪子の言葉を受け入れた。
仏の諏訪子、その寛容すぎる精神が早苗の荒くれた心を癒した瞬間であった。
早苗「…………わかりました。…諏訪子様を信じます。この力……使わないつもりですが…
封じれるのならば、封じていただけますか?」
諏訪子「………うん。ところで、霊夢はまだ嫌い?」
早苗「嫌いです。私の活躍の邪魔な連中ばかりでウザいったらないです。
………だからこそ、今度は純粋な私の力で…叩き潰します」
諏訪子「(あー、やっぱそこはそれなんだ…)」
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0ch BBS 2007-01-24