【カノーバの】キャプテン霧雨50【目覚め】

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[778]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2010/05/21(金) 21:40:32 ID:???
出力の不揃いによる枠外など、練習開始時こそ、その失敗が目立った。
その凄まじい威力ゆえに、制御には細心の配慮を必要とした。
何せ、魔理沙のシュート単体ですらネットを突き破るほどの破壊力である。
それがちょっと別方向へ向かおうとしただけで、容易くシュートはミスとなる。

バギィィィィィッ！！

魔理沙「…………くそっ…！次だ！ぬえ、次で決めるぞ！」

ぬえ「う、…くっ、やってやる！（師匠と私なら、出来ないはずなんて…ないんだから！）」

外れるシュート。振り返ることなく、2人は次々と試行錯誤を重ねる。
放たれたシュートによる破壊痕が、その特訓の凄まじさを表していた。

カルボナーラ「……やつら、練習場を穴ぼこだらけにする気か…」

呆れたような溜息を吐くカルボナーラ。
そのうちにも、またもや轟音がグラウンドに鳴り響くのだった。

諏訪子「……やっぱり気になるよね、あの音……」

霊夢「……………音だけだったらいいんだけど……ね。
　　　　あれは、すぐにでも完成するわよ。今練習してるシュート」

諏訪子「え、ええっ……！？まさかぁ……」

霊夢「…一番重要なとこに問題がないなら、失敗なんてするはずないでしょ」

……………………………

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0ch BBS 2007-01-24