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【カノーバの】キャプテン霧雨50【目覚め】


[994]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/05/24(月) 23:03:57 ID:???
勇儀「いやぁ、最強と聞いてさ。ここの連中も絶賛してたさ。何でも、既に高校クラスだ…とか。
    馬宮はこの街の誇りだ…とかね。
    ま、そんなわけで面白い勝負が出来るかと思って来たのさ」

豪儀に大笑する勇儀。
馬宮は、この時ばかりは褒められて舞い上がっていた自分を張り倒したくなった。
というか、一体何故どうして、そんなデマというかなんというか誇大表現をするのか。
お陰で彼女がいて幸せなはずの馬宮がコナゴナの危機に!

(12)馬宮「(に、逃げられねぇ…)」

集まる期待の視線に、馬宮は逃げ場所がなくなったのを悟った。
ああ、評価が高いってことはハイリスクハイリターンなんだな…とか思いつつ。
馬宮は何かに導かれるように、フラフラとした足取りでゴールの前に立つ。そこにGKはいない。
安全な両脇から、馬宮のことを見ているのだ。期待の眼差しで。

(12)馬宮「(あ、あははははははははははははは………)」

乾いた笑いを浮かべる馬宮。この場に彼女がいないのが唯一の救いであった。
……………………………………


勇儀「さて…準備はいいかい?」

ボールをセンターサークルよりややゴールに近づけた場所に置き。
首を鳴らしつつ、軽く距離を取る勇儀。馬宮ももう覚悟を決め、シュートにだけ神経を集中させる。

(12)馬宮「おう………来い!!!
       (さぁ…パワーシュートか!?それともドライブみたいに軌道が変わるヤツか!?どうくる!)」

馬宮の返答に、にぃっ、と勇儀は機嫌良さげに笑みを浮かべ。
無骨ではあるが、凄まじい逞しさを感じさせるつつ、大振りなシュートフォームを見せ………


0ch BBS 2007-01-24