【奇計か詭計か】幻想のポイズン34【アリスの世界】

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[904]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/05/22(土) 18:54:24 ID:???
＞Ｅ．特に何も変更は必要ない。さぁ、作戦を考えよう
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反町（そうだな……それじゃあ具体的な作戦について考えよう）

とはいえ、現時点で反町たちが出来ることといえば大妖精がＰＫを止めた後。
つまり、１／３の確率で止めてくれた後のカウンターの作戦を考える事くらいである。
取れる手段は限定されていると言え……しかし、反町は周囲にいる一同を見回し。
何か提案はあるかと問いかける。

反町「とりあえずオーソドックスに考えるなら……。
　　　俺と橙、幽香さんがカウンターに備えて前よりの位置にいることくらいだけど……」
静葉「……橙ちゃんはともかく、一樹君たちにはマークがつく筈よ。
　　　相手だって馬鹿じゃない……この残り時間が少なくなった今、一樹君たちをフリーにする事は無いでしょう」

事実、ネオ妬ましパルパルズは負傷をしたパルスィも治療には向かっておらず。
藍、しっとマスク、シェスターといった者達は中盤に残り反町たちに目を向けている。
恐らくは何があってもボールは渡さないとばかりに、マークにつくに違いない。

橙「そ、それなら私にお任せ下さい！　私の俊足ならマークだって振り切れますし、多分つかないと思います。
　　相手はＰＫのキッカーは妖夢さんみたいですから、私の俊足について来れる人はいません。
　　絶対に相手のゴール前までボールを運んでみせますよ！」
反町「確かに……ボールを運ぶだけなら、橙に任せるのが一番だろうけど……」
静葉「……問題は、相手はかなり深い位置までアリスやパルスィが守っているという点ね。
　　　もしも橙ちゃんがゴール前まで上がれば、アリス達はＰＡ内を固めてくるでしょう……」
反町（そうなればドリブルゴールも難しい……ミドルシュートも、キスメに止められる可能性が高い。
　　　俺達にだってマークがついているし、パスを通すのだって難しいんだ……。
　　　ゴール前まで持っていけても……そこから点を奪うのは難しい）

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0ch BBS 2007-01-24