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【俺の右足に】ラインライダー滝第九話【怯えろ!】


[419]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/05/31(月) 22:35:28 ID:???

D:もう前半も残り少ないし、体力の少ない始と光太郎さんは動かないように指示しとこう


 トップ下と絶対的得点力を持つFWにここで無理をさせて後半に支障をきたしては笑い話にもならない。
 ということで滝は始と光太郎の二人に指示を出した。

滝「前半もあと五分かそこらだし、とりあえず光太郎さんと始はもう前半は動かないってことで」

始「後半もう一度トルネードを打つためか。了解した」

光太郎「さっきの無駄打ちが響いちゃったな」

 滝の指示の意図を理解し、二人ともあっさりと滝の指示に従った。

滝「おし。そんじゃあ残り五分、気を抜かずに行こうぜ!」

 その言葉と共に各々のポジションに散っていく選手たち。
 一方その頃東邦学園は……

日向「前半25分を過ぎて得点0だと……!」

 血が滲みそうな勢いで拳を握りしめながら言葉を吐き出す日向。
 そんな近寄りがたい雰囲気の日向の元に、体を引きずりながら若島津がやってきた。

若島津「す、すいません日向さん……二失点もしてしまうなんて……」

日向「ちっ……いいか、もう一度あんな無様な真似を晒してみろ。てめえをスクラップにしてやる!」

 若島津に向かってそう吐き捨てると、日向は肩を怒らせながらセンターサークルに向かっていった。


0ch BBS 2007-01-24