【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】

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[142]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/06/19(土) 15:47:05 ID:YQFFsnlI
それもその筈、蓮子が居るのは空中……四番の真上なのだ。
無理に取りに行こうとすれば自分で四番の頭を蹴ってしまう恐れがあるし、
仮に上手くいってボールを奪えたとしても、今度は空中でバランスを崩した蓮子が四番を下敷きにしてしまう可能性がある。

蓮子「敵に卑怯は褒め言葉よっ……と！」

見送られながら悠々と着地した蓮子が、今度は全くスピードを殺さずに右へ振り切り、二番を置き去りにする。

実況「これも抜いたァ！　蓮子くん、先程とは打って変わり、余裕すら感じさせる動きでディフェンスをかわしました！
　　　これでもう彼女を阻める選手は居ません！　がんばりフォーレスツ、前半最後の最後でビッグチャンス到来だ！」

観客「いいぞォー！　もう一点決めてトドメをさしてやれ！」　「ここで決められたら終わりだ！　頼む、守りきってくれー！」

幽香「雑魚の割りには働くじゃない。さぁ、早く私に渡すのよ！」

ミスティア「こっちこっち！　今度は私だってば！」

リグル「私に持ってきて！　今日こそはハットトリック決めちゃうよ！」

綺麗にサイドを抜けた蓮子に対し、PA付近まで雪崩込んだ攻撃陣がそれぞれ手を上げてボールを要求する。

森崎「（よしっ、チャンスだ！　ここで決めれば大きいぞ。確実性でいえば幽香かミスティアだが、リグルのやる気も捨て難いな。
　　　いや、カウンターでPA内の守りが薄い今なら、敢えて蓮子にドリブルゴールを狙わせるって手も……）」

前次写

0ch BBS 2007-01-24