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【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】


[33]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/05/20(木) 00:22:18 ID:oWp/paHQ
先ほどと同じように、防壁の役割を果たす前に吹き飛ばされていくDF達。
リグルのシュートには幽香のような悪意が込められていないのが、彼女たちにとって唯一の救いだっただろうか。

夢子「(くっ……ただの雑魚じゃない?!)……ちぃっ!!」

口から鋭く息を吐きながら、夢子が大きく両手を伸ばす。

どれほど相手のシュートの威力が高かろうと、彼女にパンチングという選択肢は存在しない。
捕りさえすれば。……そう、彼女がボールを捕りさえすれば、それだけで魔界チームは一気に優位に立てるのだから。

……だが、今回も彼女の両手がボールを掴むことは無かった。
ボールが変形するほどの衝撃と共に放たれたシュートは、彼女の腕をいとも簡単にはじき飛ばし……

夢子「(あの体の何処にこれほどのパワーが……!)……ぐぅぅッ!」

バギィッ!! バサァァァッ!!

ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


がんばりフォーレスツ 2−1 魔界チーム


吹き飛ばされ、ゴールポストに叩きつけられた自分の体を呆然と眺める夢子。

ゴールネットに突き刺さったボールが地面に落ちるのと、観客席から轟音が鳴り響くのは殆ど同時だった。



0ch BBS 2007-01-24