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【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】


[466]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/09/20(月) 23:59:47 ID:3T65ElWs
中里×4「「「「それでは……失礼するでゴザル!」」」」

魔界人九「く……うあ……!」

魔界人十「ま、待てぇっ!」

掛け声と共に、四人の中里が一斉に前へと駆け出す。
元々1対1では問題にならない程の実力差に加えて、数の有利すら得た彼を彼女たちに止められる訳もなく、
分身した中里達はただの一人も欠けること無く三人の包囲を突破することに成功した。

ザッ……!

ミスティア「やったぁ! 良いじゃない中里、その調子よ!」

マイ「……嘘。魔法を使わずにあんな事が出来るなんて……」

夢子「(予想外に足が速い。神綺様やユキ達は間に合いそうに無いですわね……)」

三人を抜いてからも足を止めず、単独で猛然とサイドを駆け上がる中里を睨めつけながら、夢子が警戒態勢に入る。
勿論サイドバックの魔界人にはチェックに行くように命令したが、おそらく無駄であろうことは先程の光景から彼女も理解していた。

中里「(ふむ、前方から更に一人でゴザルか。
   勝負を避けてFWの二人に任せるか、それとも拙者自らゴールを狙うか……。
   万全を期すならば幽香殿を待ちたいところでゴザルが、そうすると要らぬオマケが付いてくるやも……さて)」



0ch BBS 2007-01-24