【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[506]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/09/25(土) 00:15:21 ID:qcaHw4xM
中里の判断→　 JOKER
夢子の判断→　スペードA
中里→　ダイヤK 　ドリブル　50+「分身ドリブル（+4）」+（カードの数値）=67
夢子→　スペードK 　そなえる　50+（読み違いペナ-3）+（カードの数値）=60
＝カードの数値が同じ→＊ポスト発生＊

結論から言うと、夢子は中里の行動を見事に読み違えた。
彼女は、中里がドリブルの名手であるからこそ、最後の最後には意表を突いてシュートで勝負に来ると判断したのだ。

……しかし前述の通り、その判断は誤りであった。

中里「（なにやら委細は判らぬが逡巡しておる様子……しからば、この隙に！）」

ダッ！！　バババババババババッ！！

中里は十分に距離を詰めたところで得意の分身で撹乱。
先程までと同じように、その俊足で夢子の真横をスピード任せに駆け抜ける。

夢子「（分身？！　しまった、反応が遅れ……！）」

実力が拮抗している者同士の勝負においては、例え一瞬の対応の遅れですら致命的に作用する。
本来ならば中里の行動を読み違えた時点で既に夢子に勝機はなく、ボールへと反射的に伸ばした手も半ば悪あがきであったのだが……

中里「（……先程の隙はフェイクでゴザったか？！　致し方無し、多少無茶でもこの体勢から……！）」

予想外に早く反応した夢子の動きは中里の心に誤解と焦りを生み、ゴールを狙う彼の足元に僅かな乱れを生じさせた。

前次写

0ch BBS 2007-01-24