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【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】


[562]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/01/31(月) 21:51:37 ID:ebgCNGXw
魔界チーム、詰んでるんじゃないか?→ クラブ6
クラブ→白黒姉妹がフィールド上でダウンしていた。

ユキ「う……くっ」

マイ「ユキ……!」

乱れる息をなんとか整えながら魔界チーム陣内まで戻ってきたユキが、ついにがくりと崩れ落ちる。
魔界チームの薄い中盤をこれまでほぼマイとの二人で抑えていた上に、幽香に削られ、さらには先程の大技。
むしろ、ここまで立っていられたのが不思議なほどであった。

そして傍らのマイはというと、こちらもやはり倒れこそしないものの、その表情を見れば疲労が深刻なのは明らかだった。

神綺「大変、すぐにベンチに……!」

ユキ「……下がり、ませんよ」

マイ「……ん。私たちが下がったら……代わりは居ないもの」

マイの肩に掴まった手に力を込めながらユキが立ち上がると、マイも頷いてまっすぐに神綺を見る。

マイ「私たちは、大丈夫。神綺様は点を取ることだけに集中して」

マイの言う通り、魔界チームに控えの選手は居ない。
ただでさえ中盤で圧倒されかけている現状で、疲労しているとはいえマイ達が下がるという事は負けを意味していた。

ユキ「……大丈夫だよ、神綺様。向こうのFWだって大分疲労してる。こっちだけが辛いワケじゃないんだ」

じりじりと肌を焼く烈日に目を細めながら、ユキが闘志を新たにする。



0ch BBS 2007-01-24