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【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】
[654]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2011/02/12(土) 00:25:31 ID:hizb9zF+
神綺→ クラブ9 ドリブル 51+(カードの数値)=60
メイドG→ JOKER タックル 44+(カードの数値)=59
=1→ボールはこぼれ球に。魔界人十一がフォロー。
メイドG「(この間の特訓の時だって森崎様からボールを奪えたんです! それなら、この人からだって奪えないはずは……!)」
ともすれば逃げ出してしまいそうになる自分に強く言い聞かせ、G番が神綺と相対する。
彼女はこれまで負け続けていた。
最初の大会では試合にすら出られず、同じスタート位置だったはずの六花や七花達にはいつの間にか絶望的な差をつけられ。
一部の選手たちが抜け、試合に出られるようになってからも思うような活躍はできず。
幾度も折れそうになった。自分など居ないほうがマシなのではないかとすら思う事もあった。
しかし、自分が崩れそうになったときにはいつも、声を掛けてくれる人がいた。
励まし、あるいは突き放し、時には辛抱強く練習に付き合ってくれる事もあった。
もちろん、共に過ごした時間で言えばそう多くはない。
しかし彼女は。彼の背中から一つだけ、とても重要なことを学び取っていた。
メイドG「無理な事なんてない! 私は……諦めない! 諦めないといったら諦めないんですッ!」
ガッ……バチィィッ!!
神綺「なっ……嘘っ?!」
G番のあまりの気迫に驚いて気圧され……否、気圧された事に驚く神綺。
彼女が再び己を取り戻したときには、ボールは既に彼女の足元を離れ、高く宙を舞っていた。
実況「あああああああっ?! これは一体なんとしたことかァ?!
G番のスライディングタックルが神綺くんを直撃ィ! ボールは大きくこぼれます!」
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0ch BBS 2007-01-24