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【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】


[926]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/10(木) 01:13:33 ID:aqk5/VM6
森崎「やっとか……は?」

藍が示したドアを見て、森崎は思わず声を上げた。
ドア……そう、ドアである。純和風の屋敷であるに関わらず、だ。
ちなみにこれまでもいくつかの部屋を通りすぎてきたが、扉はいずれも障子か襖であった。

森崎「なんつーか……シュールだな、おい」

藍「……私も少々困惑している。昨日まで普通の襖だった筈なんだが。
  まあいい、良くあることだ。とりあえず入るが、くれぐれも粗相のないようにな……紫様、藍です。客人を連れて参りました」

???「……入りなさい」

返事と共に、ドアがひとりでに開く。
失礼します、という言葉と共に部屋へと入る藍に続いて中へと踏み込んだ森崎は……
そこで、今度こそ信じられない物を見る事になった。

森崎「なっ……なにィ?!」

目の前に広がっている光景。その全てに森崎は見覚えがあった。
……いや、見覚えがあったどころではない。何故なら一ヶ月ほど前まで、彼は毎日その光景を見続けていたのだから。

???「私の部屋へようこそ、お客様。……いえ、それともあなたの部屋と言うべきだったかしら?」

そう、その光景は……壁紙、机の位置、本棚の中身に到るまで……ありとあらゆるものの配置が森崎の部屋と同じだった。
それも、メリーの家の部屋ではない。彼の「本来」の家の部屋と、である。

一つ違うものがあるとすれば……そう、彼がいつも使っていたベッドに妖艶な女性が腰掛けているくらいだろうか。



0ch BBS 2007-01-24