【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】

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[960]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/19(土) 23:56:38 ID:HtOLuhMc
森崎「山の頂上の更に上？　そんな曖昧な情報じゃ……」

紫「あなたが理解する必要はありませんわ。それを理解できる者に伝えなさい。
　勿論、聞かなかったことにするのも一つの選択。……けれど、私はあなたの手腕に期待することに致しますわ。
　そのほうが幻想郷の為にも良いでしょうし……なにより、この年で登山は少々堪えますから」

はぁ、と腰を曲げてため息を付いて見せる紫。
単に年寄りの振りをしているのか、それとも本当に辛いのか。

森崎「（……そんな訳無いか。あのレミリアと五角以上に戦える奴らしいし。
　　　ってことは……情報提供っていえば聞こえは良いが、要は体よくコイツの仕事を押し付けられたってことか？）」

森崎は改めて紫の顔を見つめる。
利害の一致といえば聞こえはいいが、どうも目論見通りに動かされているようで気味が悪い。

紫はそんな彼の視線に気づいた上で、さらにこう付け足した。

紫「存分に悩みなさい。たとえあなたがどんな選択をしたとしても……幻想郷はその全てを受け入れますわ」

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0ch BBS 2007-01-24