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【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】


[268]小田ジュニアの野望:2010/05/22(土) 19:59:42 ID:cQVqfBbQ
N.神社にでも行ってみようか?

小「それじゃいってみますか。」

ジュニアは既に夏本番となり蒸し暑いなか、帽子と半そでのTシャツと半ズボンという簡素な格好、
それに比べえりるは仕事着である黒と白の長袖メイドさんという格好で神社へと向かう。

小「…とても今更な話だが…そのカッコウというのは暑くないのか?」

えりる「えりるちゃんの冷却システムは外気温40度までは耐えられるように設計されているので
大丈夫ですよ。とはいえ、各種センサーには擬似的に暑さを感じる部位もあるので脳内メモリに
蓄積される不快指数は急上昇ですが。」

小「そ、っか。それなら脱げば?というより、えりるはそもそもそういう存在じゃないんだろ?」

えりる「それは違います。このボディはご主人様が私を想像して作ったものですから私自身の構造は
どうであれ、この体に支配されるときのえりるちゃんは、昔のえりるちゃんと全く同じ存在です」

小「へぇ。という事はいきなり機械仕掛けの神の力というのは使えないのか…」

えりる「はい。もしその力を発動する時はえりるちゃんはご主人様の知る存在とは根本から
異なる存在になります。積分という概念の元に実と虚、それぞれにおいてえりるちゃんは独立
した存在なのです。」



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