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【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】


[607]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:25:16 ID:KsMBlP0M
小「ふぅ…よくはわからんが助かった…。今日はもう…疲れたな。時間も夕暮れだし…、
今日は薬湯に浸かって寝るか…。ティルはどうする?元の世界に戻るか?」

ジュニアは前々から思っていたことを口にする。彼女は自分の水晶玉だけでなく、不思議な木とも
つながっている。そして不思議な木はジュニアの部屋に置きっぱなしなのだ。更にいえば、家には
えりるがいる。つまり、彼女がその気になればいつでもジュニアの本来の世界に戻り、そして
えりるに助けを呼ぶことが出来るのだ。

ティル「いいえ。私も同じことを考えましたが、マレーネ・ウォルフの存在を聞いたので
それをすることのデメリットが多いと判断します。私だけが元の世界に戻れば私がその時間を
固定する存在になってしまいます。そうなると時間をさかのぼり元の時間にたどり着くための
ファクターを自らの手で潰す事になると思います。」

小「全くわからん」

いつものように即答するジュニア。

ティル「つまりはこうです。今、マスターはここにいます。そして私も。」

小「ああ。そうだな。」



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