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【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】


[855]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:25:17 ID:Kd34oWlg
(……御影石を3ブロック求む!……コクの実を3つ捜してきてください。…氷が見たいです…)

などなど明らかにランクの落ちた依頼内容が書いてあった。

マスター「この辺の依頼は正直うちの連中は相当暇な時に片手間でしたり、お節介焼きのクーフや
一部の物好きしかこなさない内容なんだ。余程な事がない限り同じ日で解決に走る人物が被る事は
ないから、気が向いたらこなすといいよ。」

品のいい笑いで説明するマスター。
省10

[856]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:27:06 ID:Kd34oWlg
宴もたけなわ。まだまだ盛り上がる宴であったが、その主役(?)であるジュニアは既に疲れが
ピークになり、なんだかピクシーらしきものたちと仲良く話しているティルを引きつれ
ぐっすりと眠りにつくのだった。

ぴこーん!
銀貨1枚消費しました。銀貨1枚 銅貨9枚
現在体力104/104 ガッツ570/570
ティル体力130/130 ガッツ300/300

〜〜〜

小(………う〜ん…よく寝た。)
省36

[857]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:28:07 ID:Kd34oWlg
小「いや、俺は頼んでないけど?」

リズ「いえ。昨日雨の茸をいただいたお礼です。私にはこれくらいしか出来ませんから。」

そうはにかむジュニアとほとん背丈の変わらないエリザベス。

小「…そうか。それならえんりょなく貰っておくよ。」

そういいながらお弁当を受け取るのだった。

ぴこーん!
お弁当×2を手に入れました。

〜〜〜


[858]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:29:25 ID:Kd34oWlg
そして今日も一日元気に旅立つ。

小「今日こそは大きい収穫があるといいな。因みに御影石は石切り場で見つかる可能性が
あり、コクの実は林や森の木になってる事がある。」

ティル「そうですね、といってもコクの実は自然に地面に落ちたものでないと意味がないので
木を見つけたからといってそう簡単には手に入りませんが」

どこに行きますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.もう少し武器か防具が要るな。買い足そう 省26

[859]森崎名無しさん:2010/05/30(日) 17:30:46 ID:???


[860]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:39:17 ID:Kd34oWlg
F.今日で鉱山に戻るんだよな。グリーニのところへ挨拶くらいにはいくか。

小「アレだけ世話になった事だし…最後に礼を言うくらいは礼儀ってなもんだろう」

ティル「そうですね」

特に誰とも言わずとも命の恩人であるグリーニの事をである事を意識しあう2人。
レンティス鉱山までの距離はわからないのだが、もし何日もかかる場所であるのならば移動可能時間を
少しでも長くするため午前中に移動する事はいくらでも予想できた。

〜〜〜

そしてそれは予想通り…
省8

[861]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:40:17 ID:Kd34oWlg
小「ああ、今日帰るって聞いたんだし、お別れくらい言わないとね」

ティル「その節はありがとうございました」

深々と頭を下げる2人。本来であれば菓子折りか餞を渡すべきなのかも知れないのだが、子供に
そんな事をされても逆に迷惑だろうとジュニアは土産は無しに礼だけを述べる。

グリーニ「なに、いいってことよ。それより帯剣なんぞして、いっぱしの冒険者じゃねーか。」

つい先日まで一般人にも劣る格好だったのが、厚手の服と外套をマント代わりに、そしてショートソードを 省5

[862]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:41:52 ID:Kd34oWlg
グリーニ「クーフ?ああ、あの足技のクーフか。…そうだな。アイツならもう剣なんていらないだろう…って、
それじゃその剣は相当昔のものじゃないのか?」

小「そういえば、宿屋で誇り被ってたっていってたような…」

グリーニ「かー!俺がもう一泊してたら打ち直してやったんだが…おい、ラシェン!!、俺が行ったら
こいつの剣を鍛えなおしてやってくれ!」

グリーニは折角の機会に自分の凄さを見せてやろうかとも思ったのだが、残念ながら時間がない。 省17

[863]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:42:52 ID:Kd34oWlg
小「…そうだな。最後の最後までありがとう。」

グリーニ「なに、今生の別れじゃねーさ。それにまだもう一つあるぜ。ほれ!」

そういいながら一枚の模造紙のような紙を渡してくれる。

小「これは?」

グリーニ「うろ覚えで書いたからいくつかは間違ってるかもしれないがな。星見の塔までの地図だよ。
細かいところは書いてないから他の場所へ行くのは無理だが、マレーネのところまでは
問題なくいけるぜ!」

ニカっと真っ白な歯を見せつけがははと笑う。
省6

[864]小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:43:54 ID:Kd34oWlg
グリーニ「最初にいったろ。袖する中も他生の縁、ってな。こういう出会いがいつか意外なほど
大きな仕事になるんだ。ま、青田買いだと思ってくれや。どんな作物が育つかは知らんが、折角の肥料だ。
せいぜいこの運命に感謝するんだな!」

そんな会話をしているうちにいつの間にか荷物の運び入れは終わったようで…

ラシェン「師匠!またいつでも来てください!」

ラシェンと呼ばれたグリーニの弟子と共にジュニアはグリーニとお別れするのだった。

ぴこーん! 省2


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