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【妖夢とさとり】幻想のポイズン35【体育座り】


[491]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/29(土) 21:57:21 ID:???
なんとなく胡散臭い目で風呂敷包みに目を向けつつ……反町はうどんげとてゐをそれぞれの部屋へと案内。
昼のうちに寝ていた反町以外のオータムスカイズが掃除をした為か二人に宛がわれた部屋は綺麗に片付けられており。
うどんげとてゐは何となくホッとした様子で部屋を確認し荷物を置いた後、反町の勧めで居間へと向かう。

穣子「おっ、やっと来たわね! まあま、早速座りなさい。 もう夕食だからさ」
うどんげ「あ、ありがとう……」
てゐ「うわー、ご馳走だよ鈴仙! 人参が物凄い事になってるよ!?」
反町(……本当に物凄い事になってる)

穣子が作った今晩の献立は、にんじんサラダににんじんたっぷりのクリームシチュー。
にんじんたっぷりの肉じゃがに、更には幽香さんお手製のキャロットジュースという。
なんとも兎さんが大喜びをしそうなメニューばかりであった。
席に着くなりてゐは目を輝かせながら鼻をひくつかせて匂いを嗅ぎ……。
うどんげは態々自分達の為にこのメニューを作ってくれたという事になにやら感動している様子である。

穣子「まあ短い間かもしれないけど、一応仲間なんだしね。 今日からよろしく頼むわよ」
てゐ「うさうさ、任せてちょーだい。 ねっ、鈴仙」
うどんげ「う……ううっ、暖かい……最後の最後、暖かい……こんなに優しくされたの、一体何時ぶりか……」
反町(泣いてる……一体どんな人生送ってきたんだ……)

思わず号泣するうどんげに呆れ半分、どこかデジャヴのようなものを覚えるの半分。
反町はそのままじっとうどんげを見ていたのだが……。
何時までもこうしている訳にはいかない、ととりあえず気を取り直しいただきますの号令を出す。
それと同時に一同も待ちくたびれていたかのように思い思いに箸やらスプーンやらを取って食事を開始。
うどんげは美味しい美味しいと瞳に涙を浮かべながら食事を進めるのだった。


0ch BBS 2007-01-24