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【妖夢とさとり】幻想のポイズン35【体育座り】


[64]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/23(日) 17:57:40 ID:???
一方その頃、フィールドでは反町がメディスンや橙、妹紅達から祝福を受けていた。
打てばほぼ必ず入る以上、ポストプレイが成功した時点でゴールは決まったも同然だったのだが……。
それでも、ここに来てようやく1点が取れたというのは喜びに値する事である。
橙が両手を挙げ、妹紅が大きく背中を叩き、メディスンが毒を吐きながらも祝福する中。
反町は噴出する汗を拭いながら、スコアボードについた「1」の文字を見て小さくガッツポーズを取る。

反町(よし……後は守るだけだ。 あと5分強、守りきれば勝てる!)

そして、反対に意気消沈としていたのはネオ妬ましパルパルズ……。
この時間帯でとうとう1点を取られたというのは、やはりダメージが大きすぎる。
そんな中でも特に責任を感じ、今にも泣きそうな表情を浮かべていたのは中盤付近で佇んでいた妖夢である。

妖夢(わ、私が……私がPKを決めていれば……)

妖夢がPKさえ決めていれば、このカウンターアタックも無かった……。
今頃は1点を守りきる事だけを考え、守勢に入りボールを回していた頃だろう。
もしかしたら相手の反撃に屈していたかもしれないが、それでも同点だった筈である。
それが自分のPKの失敗のせいで、残り時間5分強で1-0という苦しすぎる状態に追い込まれたのだ。

妖夢(それだけじゃない……あの時、ドリブルゴールさえ決めていれば……)

自身の失態のせいでチームが負けるかもしれないという事実。
それは妖夢を大いに苦しめ、自責の念が妖夢を押し潰そうとするのだが……。


0ch BBS 2007-01-24