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【妖夢とさとり】幻想のポイズン35【体育座り】
[981]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/06/07(月) 20:37:05 ID:???
>B.「くそっ、俺の実力はこんなもんじゃ……」 まるで活躍出来なかったので悔しがる
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即席チームの初めての試合にて、人里では有数の草サッカーチームに2-0。
スコアだけを見れば、確かに喜ぶべき場面なのだろう。
だが、佐野の胸中としてはかなり複雑なものだった。
命蓮寺チームのキャプテンとして就任し、息巻いて試合に臨んだものの……。
得点にはまるで絡めず、守備でも大して役立ってはいなかった。
ぶっちゃけた話、自分などいなくてもこの命蓮寺チームは勝利出来ていただろう。
佐野(こんな筈じゃねぇんだ……これじゃあ反町さんにまるでおよばねぇ……このままじゃ……)
魅魔「アホたれ!」
佐野「いてぇっ!?」
歯噛みをし、俯いて悔しがる佐野に……いつの間に近寄っていたのか、魅魔はその右手に持ったステッキで頭を叩き。
思わず佐野は悲鳴を上げつつ、後頭部を摩りながら魅魔を見返す。
佐野「な、何すんだよ師匠!?」
魅魔「お前が情けない顔して立ってるのが悪い。 あたしゃうじうじした奴が大嫌いなんだ」
佐野「……でも、仕方ないじゃねぇか。 全然点に絡めなかったし……そりゃ落ち込むってもんだよ」
魅魔「仕方なくは無い。 お前が活躍出来なかったのは必然ってもんさ。 お前にはまだまだ実力が無いんだからね」
佐野「………………」
師匠の厳しすぎる言葉を受け、佐野は更に表情を暗くするが……。
しかし、すぐさまそれを見た魅魔がステッキを振りかぶると慌てて顔を上げる。
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0ch BBS 2007-01-24