※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【ルリタニアと】小田Jr.の野望14【常若の国?】


[165]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:07:09 ID:ebYGN4e+
完全に同期しているティルはジュニアの危険を察知すると強引に抜け出そうと提案するのだが…

小(駄目だ。もし、この感情が本物なら…俺はどういう形であれ答えなきゃいけない気がする。
たとえ一方的でも恋に破れそれが原因だとするのならば…俺は…)

ティル(……わかりました。時間はまだあります。恐らく深層心理の部分に隠れているのかもしれません。
もう少し深い場所まで潜ってみましょう…)

ジュニアの感覚はティルの感覚でもある。ただしその受け方は大きく異なるが… 省8

[166]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:09:16 ID:ebYGN4e+
ティル(この周辺は自我と無我と呼ばれる境目の緩衝地帯。理性的な感情よりも
もっと本質的な欲求に近い場所。
これ以上は危険なのでここで見つけられなければ別の方法で探します)

リビドーのままに生きよ→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤハート ドライアード発見!
スペード まだ見つからない。
クラブ 人の奥底の薄汚い部分を…

となります。

[167]森崎名無しさん:2010/06/03(木) 02:12:04 ID:???
リビドーのままに生きよ→ ダイヤ10


[168]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:42:29 ID:ebYGN4e+
リビドーのままに生きよ→ダイヤ10

ダイヤハート ドライアード発見!

小(この周辺になるとなんだか…概形も法則性の無い不定形なものになるんだな)

ティル(はい。この世界より下は本人すら知らない本質の世界。その更に下の階層に根源たる世界
がひろがり、最終的には超無我と呼ばれる、誰しもが持つ共通の原風景となります)

小(……ずべての人間の奥底は…根っこは同じという事か?)
省9

[169]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:43:29 ID:ebYGN4e+
ティル(私は一時期マスターの精神世界の中でしか生きられない状態になっていましたから。
マスターの意識や思考を阻害せずに存在し続けるためには、表層心理ではなく、心の奥底…普段は
思い出すことも無い心の墓地の中に潜む必要がありましたから…)

小(…すまん。苦労かけたんだな…)

ティル(いいえ。それが役に立っているのですし、マスターの誰にも知られたくない記憶や扉も
あけてしまったこともあります…)
省14

[170]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:44:32 ID:ebYGN4e+
小(……見つけたな)

ティル(はい。予想より早く見つかったので助かりました。ここで見つからなければ精神の揺さぶりや
感情の起伏と戦う必要があったので幸運です)

小(…ティル。ここまで付き合ってくれてありがとう。もし、10分以内に帰ってこなかったら
1人でも帰って構わない。ここからは多分俺の仕事だ。)

ティル(ズルイです。たった今私とマスターは契約し二心同体だという話をしました。)
省20

[171]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:45:34 ID:ebYGN4e+
〜〜〜

世界はまたもや反転する。そこは真っ黒な世界。鼻先を誰かに摘まれても誰なのかすらわからない世界。

小(ドライアード…なんだろ?迎えに来た。一緒に戻ろう!)

ジュニアは何もない世界に声を響かせる。その音は波となり世界を覆いつくし、いつしか真っ暗な世界に
真っ黒な泉が生まれ、波紋が浮かび上がる。

小(…そこにいたんだな。すまなかった)

概念でしかなく、体はどこにもないのだが、それでもぺこりと頭を下げるジュニア。

???(………)
省4

[172]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:46:35 ID:ebYGN4e+
小(……その…なんだ…俺は子供だから、ドライアードの恋がどういうものか知らない。だから
どうすればいいのかもわからないんだけど…それでもそう思ってくれたのは嬉しい。)

波は波長として真っ黒な世界に光を生み出す。そこはいなれば水面(みなも)の世界。平面で
ありながら平面ではなく、世界は波に満ちていた。

小「ここに来る途中、キミには悪いけど、記憶と感情に触れてしまって…そして知ってしまったんだ。 省15

[173]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:47:55 ID:ebYGN4e+
小(あ!ちがうちがう!俺のいいたかった事はそういう意味じゃなくて…卑下してるんじゃなくて
嬉しかったんだ。そう思ってくれる人がいることに)

その言葉に再び光がともる。まるで木漏れ日のように揺れる、とてもか弱く、今にも消えそうなもの
だったが、それでも何かを包むような優しさを感じる光だった。

小「だからさ。良かったら俺にもう一度姿を見せてくれないかな?だって、俺たちはまだ出会っても 省22

[174]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:48:57 ID:ebYGN4e+
小「大丈夫。俺が何とかする。きっといい方法があるはずだ。今までだって何とかしてきた。
自分の力だけで成し遂げた事なんてこれっぽっちの小さい事だけど、でも、他の人の
協力を得ればいろんなことが出来る。だからきっとキミも幸せにしてみせる。だから、
消えるだなんて思わないでくれ」

???「……でも、私はこの場所から離れられない。貴方を私のものに出来ないなら…
生きていてもしかたがない…」

小「そうか…わかった。それなら…」




0ch BBS 2007-01-24