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【ルリタニアと】小田Jr.の野望14【常若の国?】


[262]小田ジュニアの野望:2010/06/04(金) 03:35:18 ID:Ms7RBd42
マスターの訝しげな目に怯む事無く堂々と語るフラウ。そこには一縷のよどみもなく、自分の恋を
どこまでも信じている乙女の瞳だった。

マスター「…そうか。ま、お付きのティルも問題ないと感じているなら大丈夫なんだろう。
…それにしても美しいな。本当に…人間…か?」

フラウ「ふふふ、そうですよ。でも私はタケシさんのものですからね。」

そういいながらジュニアの腕を絡め体を寄せる。
省18

[263]小田ジュニアの野望:2010/06/04(金) 03:36:48 ID:Ms7RBd42
マスター「事情は詮索しすぎないのがここでの掟だから構わないけど…部屋はいつもの部屋一部屋で
いいのかい?」

小「はい。俺は床にでも寝ますから」

マスター「そうかい。それなら食事代と毛布一枚追加するだけでいいか…銀貨1枚と銅貨3枚、
それに弁当代が銅貨3枚になるけどそれでいいかい?お金が足りないなら数日分ならツケに
してもいいけど?」

小(…なんとか足りるな。フラウにはドライアードのときの知識が残っているから採取作業は 省18

[264]小田ジュニアの野望:2010/06/04(金) 03:37:49 ID:Ms7RBd42
おはようのキスで始まる朝など、幼い記憶の中にしかない出来事だと思っていた。

しかし、ジュニアの目覚めはそれではじまった。相変わらず朝が遅いティルの目をごまかし、いつの間にか
ジュニアの毛布に入り込んだフラウが優しく抱擁しながら甘いキスを交わす。

小「…ん、おはよう。」

親愛のキスというものに実は馴れてしまっている(主な原因は小さな雪使いがキス魔であったという
情けない話なのだが…)ジュニアは特に感動するわけでもなく…起き上がる。
省4

[265]小田ジュニアの野望:2010/06/04(金) 03:38:58 ID:Ms7RBd42
フラウ「おはようございます。あなた」

元々植物の化身なので朝に強いのか、既に身だしなみを整えたフラウは毛布のなかでジュニアが
起きるのを今か今かと待ち構えていたようだ。

小「…お、おはようフラウ…あと、結婚していて悪いんだけど…こういう不意打ちは卑怯だと
おもうんだ」

寝ぼけまなこが一瞬で吹き飛んだジュニアはティルの寝起きが悪い事に感謝しながらそう言葉にする。

フラウ「でも夫婦のキスは挨拶よ。ね、だからもう一回。」
省8

[266]小田ジュニアの野望:2010/06/04(金) 03:40:03 ID:Ms7RBd42
小「フラウ。こういうのは俺がもうちょっと大きくなってからだ。いや、もちろん嫌いというわけじゃない。
でも、こういうのは段階を追ってするものだ」

何とか説得を試みるジュニア。

フラウ「段階?大丈夫。全て私に身を委ねてもらえば…きゃん!」

そこでフラウのさらさらな美しい髪にチョップが入る。ダメージを受けたのはフラウ。ダメージを
与えたのはティル。

フラウ「…なによ2号さん。朝のキスは単なる挨拶だからノーカンよ」
省7

[267]小田ジュニアの野望:2010/06/04(金) 03:41:15 ID:Ms7RBd42
フラウ「…もしかして、寝てる?ね、寝相なの?」

目は開いているのだが、なにもアクションを起こさないティルにかすかな違和感を感じる。そういえば
ここ最近時々朝と夜の様子がおかしいような気がする。

小(………あ、そんなことより、今朝の掲示板を見よう)

中一日という事で何か変化があるのではとジュニアは酒場横に掲げられている依頼を見に階段を下りる。

掲示板の内容→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。
省11

[268]森崎名無しさん:2010/06/04(金) 06:40:56 ID:???
掲示板の内容→ クラブ7

[269]森崎名無しさん:2010/06/04(金) 07:43:44 ID:???
ナイジェリアにサッカー留学してそのまま帰化すれば…

[270]森崎名無しさん:2010/06/04(金) 13:27:56 ID:???
春菜姫「あ…ありのまま今起こった事を話すわ!
    『私は日本でお父さんを待っていたと思ったら、いつの間にかお嫁さんをつくられていた』。
     な…何を言っているのかわからないと思うけど、
     私も何が起きたかわからなかった…
     嫉妬で頭がどうにかなりそうだった…一目惚れだとかスピード婚だとか、
     そんな小さな事とは断じて違うわ。
     もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ…」





[271]小田ジュニアの野望:2010/06/04(金) 13:35:26 ID:Ms7RBd42
掲示板の内容→クラブ7

クラブ 一件依頼が減っている。(A〜7でコクの実採取、8以上で氷が見たいが消えます)

小(…なんとまた一件減ってる?しかもコクの実採取が…)

ジュニアはバッグの中にはいっているコクの実を思い出す。

小(ま、いっか。売れば2個で銀貨1枚の価値があるんだ。今日の収穫と一緒に売るか…)

そんな事を考えながら2階へと戻る。

〜〜〜


[272]小田ジュニアの野望:2010/06/04(金) 13:36:28 ID:Ms7RBd42
そこでは美しい少女2人がいつでも飛びかかれるような微妙な距離で言い争いをしている。

ティル「ですからなんのことですか?言いがかりも止めてください」

フラウ「なによ!私の旦那さんとられたからっていきなりチョップなんてひどいよ!」

ティル「ですから、何故私があなたにチョップをする必要があるんですか?」

フラウ「そ、それは私が、旦那様とい…いちゃいちゃ…し、ししようと…」

いきなり歯切れが悪くなるフラウ。
省10


0ch BBS 2007-01-24