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【ルリタニアと】小田Jr.の野望14【常若の国?】
[416]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:35:19 ID:HYUgEJj6
小「でも、味の概念てわかるのか?塩味とか蜂蜜味とか」
どうやらこちらの世界では甘味料というのは高級品のようであり、主に果実の薄皮や、一部の樹液、そして
蜂蜜を加工したものがほとんどだった。
フラウ「う〜ん。それがまだよくわからないのよ。美味しいと苦いはわかるんだけど、何がどう
美味しいのか?と聞かれてもいまいちぴんとこないのよね」
木のスプーンをふりふり可愛らしく返事を返してくれる。
省13
[417]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:36:20 ID:HYUgEJj6
フラウ「う〜ん…木の家で日向ぼっこしたり、時々やってくる妖精たちとあそんだり、小鳥のさえずりを
聞いて過ごしたり、森を荒らそうとする悪い人たちを追い返したり…あと、あなたみたいに行き倒れた人を
助けてみたり…」
ティル「………」
ジュニアをマスターと呼ぶ妖精はそれ以上ジュニアに不適切な発言をしないようにとワイングラスの
向こう側からフラウをけん制する。
フラウ(わかってるって。私だって無理やりは趣味じゃないし…)
小「へぇ…まるで森の管理人だな」
省4
[418]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:37:20 ID:HYUgEJj6
フラウ「そ、だからその後釜を考えたんだけど…どうやらうまくいかなかったみたい」
すこし寂しそうに言葉を発するフラウ。
小「ま、仕方ないさ。こういう日もあるよ。」
どう答えればいいのかわからないジュニアは曖昧にそう答えるのだった。
〜〜〜
そして楽しい食事も終わり、2階の部屋になだれ込む3人。比較的良い宿であるため、シーツは
毎回洗濯されたものであり、どういう方法なのかは知らないが毎晩木製の浴槽には
省3
[419]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:38:20 ID:HYUgEJj6
小「それじゃ、お風呂に入ろうかな」
フラウ「あ・な・た。私も一緒に…」
ティル「ダメです!破廉恥です!」
速攻でフラグを潰すティル。
フラウ「う〜けち!い〜もん。それじゃ、後で2号さんと入るから」
全く意味不明な緑髪の美しい少女、線の薄さは如何にも華奢であり、何度か抱きしめたときは女性特有の
柔らかさと香木の様ないい匂いを持ち合わせており、抱き枕のようにすれば最高なんだけどな…等と
ジュニアはおもってしまう。
ティル「わ、私とですか?」
省6
[420]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:39:23 ID:HYUgEJj6
確かに、一見華奢であるが、いわゆる着やせしている状態であり、その薄衣の下には
ジュニアをいつでも魅了せんと待ち構えているものがある。一方ティルはスレンダー美人という
言葉がぴったりであり…
小(………いいのか、それ?)
なんとなく背徳的なものを感じるジュニアだった。
〜〜〜
[421]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:40:26 ID:HYUgEJj6
〜〜〜
以下何が起きたのか知りたい方は
『がんばりセービング』
↑
をクリックしてください
〜〜〜
[422]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:41:28 ID:HYUgEJj6
フラウ「は〜満足満足!」
すっきりした姿の少女フラウ。背丈や年はティルとほぼ同じで、同じ薬湯に同時に入ったはずなのに
もう片方のティルに比べて妙に艶やかだ。
ティル「…はぁ…」
自分の胸に手をやりため息をつくティル。なんだかお風呂に入る前より疲れているように見えるのは
きっと気のせいだろう。
小「それじゃ、今日も早めに寝ようか。明日は今日の倍は見つけたいな」
なんとなく不穏なものを感じ、ここは突っ込んではいけないと直感したジュニアは
省4
[423]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:43:05 ID:HYUgEJj6
そして、常若の国9日目。
ジュニアは昨日と同じように床に毛布を敷いて眠っており、またもやいつの間にか毛布にもぐってきた
小(……これに馴れるのは一体いつのことだろう?)
そんな事を感じながら毛布から起き上がるジュニア。フラウは真っ白な細い両手をジュニアの首に
絡ませているので、一緒に起きるような形になる。
フラウ「ねえ。私の瞳をよ〜くみて。何か感じない?」
透き通るようなエメラルドの瞳で覗き込むフラウ。
小「……綺麗だよ」
省3
[424]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:44:15 ID:HYUgEJj6
フラウ「う…そういうことじゃないのに…。やっぱり魅了の力は消えちゃったのかぁ…残念」
そんな事を呟きながらも朝のお仕事…唯一ティルに許されたおはようの接吻を交わす。単に
唇を合わせるだけの幼いキスであったが、それでも本来恋に生きる少女、フラウにとっては
大切な儀式であり、今のこの時のために生きているのだと実感できる。
小「…ん…」
フラウ「こういうときは目を瞑って快楽に委ねるのよ」
小「…ぷは!息が出来ん!」
省16
[425]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:45:16 ID:HYUgEJj6
小「いや。まぁ…ティルの許しが出たら考えるよ。」
そういいながら逃げるように1階の掲示板に向かうのだった。
今日の掲示板は!?→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤハート 一件依頼が増えている。(最大4件、それ以上になると古いものから消えていきます)
スペード 変化なし
クラブ 一件依頼が減っている。(氷が見たいが消えます)
となります。
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0ch BBS 2007-01-24