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【伝説(笑)に】城山正の挑戦18【してやんよ】


[165]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/06/10(木) 01:48:03 ID:3TfXjZt6
師匠の運命→ クラブQ=現実は非常なり。そのまま崩れ落ちた。
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師匠「……あ……」

胸に熱い感触が走ったと思った瞬間視界が暗転する。

中山「……ん?……おいっ!!」

最初に師匠の異変に気づいたのは南葛SCの攻撃に備え身構えていた中山だった。
キープしたボールが足元から離れ力なく転がる。
ミスキックとかフェイントではないことは、前のめりに倒れた師匠がピクリとも動かないことで証明されていた。

山森「先輩!?」
白鳥「い、いやぁーーっっ!!」

次の異変に気づいたのはフォローに点いていたチームメイトの2人の少女だった。
倒れた師匠を中心に緑の芝の上に赤黒い染みが出来、それがどんどん広がっていく。
それを直視できずにしゃがみ込み悲鳴を上げる。
只の転倒ではないとピッチの内外の全員がざわめき、河童主審も笛を吹きゲームを止める。
ピッチ上の全員が判断に悩み、立ち尽くしている中、中山が師匠に駆け寄り、様子を見る。

中山「ドクター!ドクターを!いや、救急車だ!」(……マズイ。息をしていない。身体もどんどん冷たくなっていく)

しかし公式試合でもなんでもない河川敷にドクターなどいるはずもなく、救急車を呼びに走り出せる者もいない。

城山「……をい。ちょっと待てよ。なんだよ、コレ」
瀬名「……監督?ねえ監督。ねえ、どうしたの!?なにがあったの!?何がおきてるの!?」
ゴニョ「……師匠?」

師匠のユニフォームが朱に染まりあがる頃には、ざわめきが静寂に変わり重く痛いほどの空気が満ちていた。


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0ch BBS 2007-01-24