【伝説（笑）に】城山正の挑戦１８【してやんよ】

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[285]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2010/06/19(土) 23:17:39 ID:9vY8dGkk
一方レジェンドＳＣゴール前。

翼「ここで失点するのはまずい。オレも守備に入る」
　　（このままじゃロクにボールが来ないままＰＫだ。こうなったらここでボールを取ってそのまま全員抜きだ）
岬「……翼くん」
来生「よっしゃあっ！オレは前線で待ってるからな！ボール取ったらよろしくな！」
翼「来生はと滝は壁を頼むよ」
来生「えー」
滝「ま、そうだろうな。俺達の頭を越えたら頼むぜ」

そう言うと来生の耳を引っ張って壁の位置へ向かう滝。
ゴールまで遠いので直接はそうないだろうと壁は二人だけだ。

森崎「まあどんな攻撃だろうとオレが防ぐがな」
　　　　（翼がゴール前まで下がるってことは、オレがボールを取ればそのままドリブルスタートだ）

様々な思惑が交錯する中各々ポジションにつき、ＦＫに備える。

森崎（我ながらなんであんな交代したのかわからん）

いつもより近くに背番号１０とブロック要員として投入した石崎が並んでいるのを苦々しく見ながら、
森崎は拳を打ち合わせた。

河童主審のホイッスルが吹き鳴らされる。
村川がまたぎ、打ち合わせどおりこぼれ球に備えて流れて行き、山森がその直後に駆け寄り右足を振りぬいた。

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