【伝説（笑）に】城山正の挑戦１８【してやんよ】

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[819]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2010/09/03(金) 01:53:06 ID:DffyJSyc
暑さに補給した水分もあっという間に汗になり、ポロシャツの色を変え、蒸発していく。
スポーツセンターにたどり着いた時にはシャツの色は元に戻り、城山が一回りほど細くなっていた。

城山「うひー。やっと着いた。ケッタでくりゃよかったよ。
さてと、美津乃ちゃんは……」

まずはスポーツセンターを訪れているのかを確認すべく、駐車場に足を運ぶ。
平日の昼間とあって、閑散とした駐車場にはマークⅡやハイエース、場違いなフェアレディなどはあったが
美津乃のマーチは停まっていなかった。

城山「……外したか。フィットネス南葛か？あれ逆方向だぞ……」

がっくりと肩を落として歩き始める城山。
向かう先は駐車場の脇に設置されていた水道。
頭から水をかぶり、涼を取る。
わしわしと頭をかきむしると飛び散った水が霧となり虹がかかる。

城山「ふぅ。人間もあんまり頭乾かしちゃダメだな、河童の気持ちがよくわかるぜ」

げっそりしていた顔もつやつやと張りを取り戻す。

城山「うし！行くぞフィットネス南葛！」

と元気に歩き始める。みるみる減っていく体力メーターと共に。

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