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【伝説(笑)に】城山正の挑戦18【してやんよ】


[885]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/10/30(土) 01:19:00 ID:???
一方その頃、公園を離れ一人町に潜む立花は町の路地から様子を伺っていた。
頭には季節外れのストールをかぶり、一見顔がわからないようにしてあるが、
むしろそれが目立ち衆目を集めることになってしまっている。
「くそたれっ!ちっとも警官の数が減りやしない。夜まで待たないとダメか……」
警戒中の警官がこちらへ向かってきたようなので電柱の陰になるように移動し、さらに路地の奥へ身を潜ませる。
夜まで待ったとしても逃走先の宛があるわけではない。コリオリだったらなにかツテがあったかもしれないが、
そのコリオリは自ら手にかけてしまった。
「……ゴメンよ、コリオリ。カッとなってやったんだ。今は反省しているよ」
誰に言うでもなく謝罪の言葉が口をついて出る。
万が一計画が失敗に終わった時に取調べの時に言えとコリオリから教わった言葉だ。
「……相手は誰でも良かった、も入れるんだったっけ……」
あやふやになってしまった記憶を訂正してくれる相棒ももう側にはいない。
塀と電柱の隙間にうずもれるようにして立花は膝を抱えてうずくまっていた。

イメージ映像↓(※あくまでイメージです)
ttp://www.lisagas.jp/books/books/bs19.html


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0ch BBS 2007-01-24