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【伝説(笑)に】城山正の挑戦18【してやんよ】


[886]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/10/30(土) 01:20:00 ID:???
(……ここはどこだ?)
薄暗い部屋。見たことの無い高い天井。薬品の匂いが鼻をつく。
「ぐっ!」
身体を起こそうとしたコリオリだが首に電流を流されたような痛みが走り思わず呻く。
「目が覚めたか」
聞き覚えの無い声がかけられ、そちらに首をめぐらそうとして再び激痛に襲われる。
「ああ、無理に動こうとしないほうがいい。意識が戻ったのが不思議なほどだったんだから」
滲んだ涙を拭うことすら出来ないコリオリの潤んだ視界にスーツ姿の中年男が映る。。
その物腰から刑事だということが瞬時にわかった。
「ここは警察病院だ。南葛モール立て篭もり犯の片割れ、コリオリだな?」
未だ引かない痛みにコリオリは返事が出来ずにいたが、沈黙を肯定と受けた刑事は
「目が覚めたならこれから楽しい楽しい取調べだ。おい」
「はっ!」
姿は見えなかったが傍らにもう1人いたのだろう。短いやり取りの後病室を出て行った。
「これからいくつか質問をする。YESの時はまばたきを1つ。NOの時は瞬きを2つだ。わかったな?」
有無を言わさないその口調にコリオリは思わず3度瞬きをしてしまう。
「瞬きは1回か2回だって言ったろうがっ!!」
雷の様な怒声に病室の静寂は打ち破られる。
こんな目にあうなら目覚めない方がましだったとコリオリは深く思うのだった。

イメージ映像↓(※あくまでイメージです)
ttp://www.lisagas.jp/books/books/bs05.html


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0ch BBS 2007-01-24