【長野の】キャプテンEDIT８【熱い夏】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[875]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/06/12(土) 00:17:21 ID:???
対して観客席は、はっきりと二色に塗り分けられた。
鳴紋サイドの困惑と、氷潤サイドの歓喜とに。

鳴紋側観客「ど、どうなっているんだよ！？　鳴紋が先取点を取られた？　取る側じゃ無くてか！？」
「ほ、本条ーっ！　なにをしているんだよーっ！？」「やっぱり本条じゃ駄目か……」

氷潤側観客「やった！　やったぜ六波羅！」「去年から思っていたぜ……いつかはやってくれるって！」
「もう１点！　もう１点！」「今年こそ勝てる！　鳴紋にも、清栄にもだ！」

若尾「な、何なんですかこの展開は！？　氷潤が先取点ンンン！？」

墨田「言ったじゃないか……六波羅世代の氷潤は、タレント揃いだと」

園村「かといって、こうもあっさり決められるとはねえ……」

浅村（……本当に着いていって大丈夫なんスかね？　本条さん……）

予想外の展開に、顔を曇らせる観客席の補欠メンバー。だが、客席で焦慮を抱いているのは、鳴紋関係者だけではなかった。

安宅「……何をしているんだ鳴紋は！　俺たちに勝った連中が、こんな試合をしてていいはず無いだろう……！」

浪野キャプテン「立ち上がりでリズムの悪い時に攻めきれないで、そのままズルズル失点しちゃったね」

矢野「長池の突破、本多のパスカット、そして篠田のパス。このどれかが上手くいっていれば、先取点は鳴紋のものだったな」

斎木「……まあ、このままでは終わらんだろうが、愉快でない光景であるのは確かだ」

萩原「さて、鳴紋はこの状況から立て直せるかな？」

蘭堂「ふん……でなければ俺たちの立つ瀬が無い」

鳴紋に敗れた浪野中の面々も、宿敵の不甲斐ない戦いぶりに苛立ちを露わにしていた。

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0ch BBS 2007-01-24